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甲虫の羽根を使用した「オンヴォル」と立体感のある文字盤「フルフル」

 

クリスチャン・ディオールのメゾン設立が1946年10月8日、最初のコレクション名はフランス語で8を意味すR「EN HUIT(オン・ユイット)」、メゾン発祥の地であるアヴェニューモンテーニュはパリ8区にあるなど、ディオールは「8」をラッキーナンバーとしていた。メゾンを象徴する「8」を冠するコレクションより、2015年のバーゼルで発表されたユニークピースが登場。

「ENVOL(オンヴォル)」は、コガネムシなど甲虫の羽根ダイヤルに配したモデル。ダイヤルデザインにマッチした昆虫の羽根にあたる鞘翅(しょうし)を使い、着色は一切していない。1枚のダイヤルを完成させるのに、およそ60匹分の鞘翅が使われており、一枚ずつバランスを取りながらサイズをカットするため、最低6日は費やされている。使用された鞘翅はすべて秋に死んだ虫から集めており、昆虫を殺すことはしていない。

「FROU FROU(フルフル)」はディオールが得意とするリボンやラッフルの流れるような動きを3Dセッティングによる立体感のあるダイヤルで表現。ベゼルに配したダイヤモンドがゴールドのダイヤルの3D効果を際立たせるデザインになっている。