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90周年を祝しミュージアム「グッチ ミュゼオ」がフィレンツェに誕生

 

グッチが1921年に産声を上げたフィレンツェの中心に位置し、1337年メディチ家の時代に建てられた由緒あるメルカンツィア宮殿にグッチの哲学「FOREVER NOW」が息づく「グッチ ミュゼオ」が誕生した。

広さは3フロア、1715平方メートルにわたり、展示は年代ごとではなく、グッチのアイコニックなモチーフやシンボルごとに各部屋に分かれているのが特徴だ。1階にはトラベルをテーマに展示。創設者のグッチオ・グッチが最初につくったコレクションでもあるスーツケースなどのトラベルアイテムはもちろん、1950-70年代にグッチの名声を世界的に広めたジェットセッターたちのためにデザインされた品々も数多く並べられる。

グッチの歴史をたどる旅は2階へとつづく。グッチのアイコンやシンボルのテーマごとのアーカイブを堪能することができ、グッチの優れたデザインとクラフツマンシップの歴史の象徴でもある「ハンドバッグ」のテーマでは、今もなお新鮮な魅力を放つさまざまな年代のバッグモデルが展示される。このほかにも「フローラ ワールド」や「イブニング」「プレシャス」のテーマも設けられた。

さらに、2階では、コンテンポラリーアートスペースも併設し、ピノー財団とのコラボレーションにより厳選されたアーティストの作品を紹介。隣接するスペースでは、コンテンポラリーなムービーアートや映像インスタレーションが流されるほか、グッチが制作資金をサポートしたドキュメンタリー映画も上映される。

常設展示は、GGロゴの進化の歴史をめぐる3階「ロゴマニア」へ。時代を超えるタイムレスなシンボル“GG”のストーリーが展開される。そして、最後のテーマ「ライフスタイル&スポーツ」では、スポーツとレジャーの世界からインスピレーションを得たさまざまなアイテムとアイコニックなデザインへのオマージュで締めくくられる。