« 上一篇下一篇 »

ブランドの本領を体現したスタイル

 

 ヘネシー ルイ・ヴィトングルーブ傘下になって以降は、ラグジュアリーブランド化という方針もあり、エル・プリメロを基本ムーブメントに大胆なクロノグラフや複雑モデルの開発を積極的におこない大成功。しかし、エル・プリメロが誕生40周年を迎えた2009年前後からはリーマンショックによる市場の変化に対応して、アヴァンギャルドなコレクションのデザインを1960年代からエル・プリメロ誕生当時1970年代初頭のスタイルに。うれしいことに、価格もぐっと手ごろになっている。

ZENITH|ゼニス 02
昨年は10秒で文字盤を一周する高速クロノグラフ針で、1/10秒単位を正確に計測できる「エル・プリメロ ストライキング10th」で技術力を披露したが、2011年はさらにエル・プリメロのトゥールビヨンモデルや、エル・プリメロ初のアニュアルカレンダーモデル、今世紀初頭のパイロットウォッチのスタイルを継承するパイロットクロノグラフを発表するなど、昨年以上の充実ぶり。そのなかでももっともお薦めしたいのが、1999年に大ヒットしたフライバック機能つきクロノグラフ「レインボー・フライバック」の復活進化形である「エル・プリメロ ストラトス-フライバック クロノグラフ」だ。ミリタリーウォッチと初期のエル・プリメロモデルをミックスした精悍なスタイル、良心的な価格がすばらしい。